自分用日記

レヴュスタ各種感想

『少女⭐歌劇 レヴュー・スタァライト』の各種感想を書きます。ネタバレあります。

 映画の内容忘れかけてきていることに恐怖を感じたので備忘録に…

 

TVアニメは劇場版が上映開始した辺りに予備知識がほとんどない状態で見始めた。

この時持ってた予備知識は「あちこちでウテナっぽいと言われている」ってことと「スタリラというアプリが出てる」ことと「劇場版が凄い」ってことだけ。

ウテナとピンドラとユリ熊見たし、こっちも見てみるか~!ってくらいのノリで見始めた。

序盤、演出やバトルシーンでは確かにウテナを感じたけど、キャラデザがそもそも違いすぎるので「言う程か?」と思いながら見てた。

正直、6話まではバトルシーンを楽しみながらもそこまでハマる程面白いとは思ってなかったんだけど(個人の感想です)7話、ここまで来てからいきなりそんな展開入れるかよ…

自分が過去に対して過剰な憧れを持っている人間であるということもあり、完全に大場ななが刺さってしまったな…

『まだ眩しいの』って台詞、辛(つら)……

自分が過去をめちゃくちゃ美化して大切にしてる人間なので、あの舞台の眩しさを何度でも追い求めるばななの気持ちはわかる気がしますね。でも結局最初に立ったあの舞台にしかあのキラめきはないんですよね…再演はあくまで再演なので、どれだけ繰り返してももう二度とあのキラめきは得られんのよな……

書いてて思ったけど、ばななの目的って「あの舞台にもう一度立ちたい」と「皆を守りたい」って2つあるのか…?その辺既にうろ覚えだな…

はてさてどっちが本音なんでしょうね…そりゃどっちも本音だろうけど……

 

最終話まで見たらウテナウテナ言われる理由が分かった。1回ざっくり見たくらいじゃ完全に理解はできないね。

 

まひるちゃん関係がモヤモヤしたな。

ひかりちゃんが来てからかれんちゃんがまひるちゃんにあんまり構わなくなったのを見てすっげ~~~嫌な気持ちになった。自分の幼少期の嫌な思い出とかが重なって本当にしんどかったわ…まだひかりちゃんの目的とか行動理念も分かってないからポッと出のヒロインに幼馴染みが負ける展開を見てる気分になった…実際はひかりちゃんの方が幼馴染みポジションだったわけだけど。

でも6話、6話良かったね…まひるちゃんは1人でも輝けてるって自覚を持てたから…

その一方でかれんちゃんの方がひかりちゃんに対して盲目的になりすぎてるのがこれまたしんどかった。こんなんいくら6話以降のまひるちゃんでも辛いんじゃないかと感情移入してました。劇場版を見るまでは。

まひるちゃんみたいに他の女の子に対してあからさまに好意を寄せてるキャラが二次創作で変態クレイジーヤンデレズ(死語)になる風潮がすごく嫌いなんだけど、本編でもそれに片足突っ込みかけてるような描写が入ってて何かを諦めたようなお気持ちになっちゃったな…二次創作は全然漁ってないので実際どうなのかはなんとも言えないしわざわざ見に行くこともないけど…

 

 

劇場版、平日夕方でも結構混んでた。

「多分この中で私が一番浅瀬にいるオタクだろうな」って思った。アニメもざっくり1周(ちゃんと見たけど特に自分で考察したりはしなかった)しただけだし…

 

劇場版、 まずはまひるちゃんとひかりちゃんのレヴューが見れて本当に良かった…

あの怖いまひるちゃんがどこまで演技だったのかは結局わからないけど、ちゃんとひかりちゃんに感情をぶつける様子が見れて良かった…

私は6話でまひるちゃんに感情移入したと思っていたけど、勝手にまひるちゃんの感情を想像して押し付けていただけなのかもしれないな。

まひひかレヴュー、劇場で見たときは素直にまひるちゃんはひかりちゃんに悪意を向けていない聖人だったんだなと解釈してたけど、他の方々の感想を漁ってるときに「まひるが最後に『演技はまだ苦手』と言ってたので、まひるがひかりに向けた敵意は本物」という解釈を見て怖くてひっくり返った。そうかもね…

 

ふたかおについても書かせてください…

『わがままハイウェイ』あまりにも良過ぎ過ぎ過ぎない!?!?!?!?過ぎる……………

劇場から出た後ずっとインターネットで音源を探したけど配信の開始はおろか試聴すらあがってなくて禁断症状出ちゃうかと思ったわ…Twitter耳コピしてピアノ引いた動画をあげてくれた方がいらしたので辛うじて救われました。

正直アニメ5話を見たときは好きにはなったけどそこまでハマらなかったんですよ…「従者系エモカップルか…良いね…」くらいの認識で…(見ている作品の要素要素をこれまで見た作品の経験からパターンに当て嵌めて考える俯瞰者気取りのつまんねーオタクなので…)

 

劇場版、2人の巨大感情をデコトラに例えて表現するの発想の完全勝利でしょ…

デコトラよ…?あのネオンでギラギラしてるおっきいトラックよ……?その上に女子高生が乗ってるんだぞ…?

清水の舞台の上で2人の感情とデコトラが物理的に衝突するなんて普通思い付いても映像化しようとはせんやろ…清水の舞台とデコトラが結び付く映像他にある??あったらごめん…見たいです…

デコトラのライトが音ハメでビカビカ光るのも気持ちよかったな!!他のレヴューのシーンもだけど光の演出が良いのよこのアニメ…

 

あとこれも他の方の感想を漁って知ったんだけど、双葉が香子にバイクのキーを渡すときに左手の薬指にキーホルダー掛けたって本当なんですか!?!?そんなの婚約じゃん…これはオタクの過大解釈とかじゃなくて本当に婚約のメタファーじゃん…?私何か間違ったこと言ってる?冷静な意見を聴きたい。

私はもうわがままハイウェイのことを考えると情緒が暴れだすオタクになってしまった 助けてほしい 明日仕事終わったらCD買いに行こ…やっとフルで聞けるね…

でもこれ劇場で観て/聴いてこそなところあるよな~音響の迫力凄かったし

せめてなんとかもう1回は劇場で観たいね…

ふたかおのレヴューが始まったときに「ここからはメイン9人のレヴューが続く流れか」とは思ったんだけど、同時に「しょっぱなからこんなクオリティ!?!?」って驚愕しちゃったな。実際この後のレヴューも凄いのばっかだったし…

 

以上、「まひるちゃんについて」と「ふたかおについて」の2点が書きたくてこのブログを書きました。

以下は劇場版を時系列にあっさり振り返りします。既に忘れてるところあると思うけど…

 

初手爆発トマト。

砂漠のシーン、体感で結構長かったから「経緯とかは説明しないでこの状態から物語進んでくのか…?」と勘繰ってしまった。さすがにそんなことはなかった。

皆の進路が決まっていく中、華恋ちゃんだけが進路決まってなくて不安定になってるシーンは私も辛かった。あの演技のシーン本当に良かったな…

あと進路紹介で動く真矢ちゃんとクロちゃんを見て「これは本気の作画だな…」って感じてしっかり見る覚悟が決まった。

 

寮のリビングで香子の感情が爆発するシーンも良かった…『ウチが一番しょーもないわ…』って台詞なァ~~~………香子、そういうとこ好きぞ…

 

電車のシーン、急に不穏になってきて「キタキタキター」って思っちゃったな。不穏を求めていたので…

急な野菜キリン顔面ドアップ、本気でビックリしたし怖かった。

そして皆殺しのレヴューですよ…

お恥ずかしながらロロロをただの総集編だと思ってスルーしてたので、アニメ9話で純那に救われたはずのばなながどうして…!?という辺りがずっと疑問だった。後にロロロを見たことで「あれってヤベーシーンだったんじゃん…」と思い返した。

『強いお酒を飲んだみたい』のシーン、ばななの怖い所が詰まってて大変良かったです。普段は優しい女の子の無表情からしか得られない栄養がある。

 

華恋とひかりの過去回想、それアニメでもやってほしかったな!!それアニメで見せてくれてたら華恋→ひかりの感情にもっと納得できてたわ!!

アニメでも度々出てたけど、昔2人で見たスタァライトを演じているのが成長した2人っていう演出、大好き。

 

時系列忘れちゃったけど、決起会ギリギリまで脚本を書いてる雨宮のシーンも好きだな…なんかあの場面やけに官能的じゃなかった?

決起会で立てた塔が云々みたいな考察もいっぱいあるけどそこは完全に私の理解レベルではわからんので他の有識者に任せよ…

 

他にもひかりがトマトを齧るシーンとかいろいろあったけど印象に残ったのは上記の辺りだな。あとはキリンが燃えるシーン。

 

スクリーンワイルドバロック

 

ふたかおとまひひかはもう書いたのでその次から…

 

狩りのレヴュー!!!!お前が狩られる方かい!!!!

ばななの「がぅ」めっっっっちゃ好き……

純那に淡々とかつ執拗に切腹を迫るばなな怖すぎたな…『あーあ、泣いちゃった』って台詞絶対あちこちで多用されてるだろうなと思ってたら案の定で笑った。

純那が勝ってくれてよかった…闇堕ちした人が同じ相手に2回救われる展開が大好きなオタクなので…

よく人の言葉を引用するキャラが自分の言葉で語る展開も大好きなオタクです。

 

真矢クロ!!!!!!!!

何重の劇中劇を見せられたんだ…

建物の間をリボンが走ってる風景を見た途端に「これはリボンの上を走るアクションがあるな」と思ってたら本当にあった。あったよね…?バトルアクションの迫力凄かったな…

真矢クロのお互いに「私と高め合えるのはあなただけ」ってスタンス、良~~~!!正直ふたかおを浴びた後だったのでそこまで刺さる脳の要領がもうなくなっちゃってたけど…

 

最後、かれひか~~~!!!!ここはもう特に語るところは無いな…

スクリーンの中から観客に向かって視線を向けられるシーンは心底ゾッとしたな。

最後に皆の肩掛け(肩掛け?)が空に舞ってくのも良かった……

 

エンドロールのカタルシス、とてもとても心地よかったです…香子が本当にバイク預かってて泣いちゃったな…

劇場版全体の感想としては、新しい話をやりながらもTV版の掘り下げもやってて上手いこと作ってるな~って感じだった。大満足も大満足ですよ…

 

劇場版見た後にロロロがただの総集編ではないことを知ったので慌てて動画レンタルしたら大場なな~~~!!!なるほどね…

全てを知った状態で総集編を見ると大場ななの異質性が目についてきてオゾゾ…としましたね…

結局ロロロの大場なながどの立ち位置なのかはわからんかったのでもう少し勉強します。

 

以上!!!!!!!!!!!!!!!!

もう1回見て追記したい!!!!!!!!